幕間(転職について)

みなさん

どうも9回目の登場

どすこいどさんこです。

 

今回は心理学とは別に私の体験・感想を整理してみます。

 

つまり、日記第2弾!!

 

言うても前回の幕間みたいなものではないけど( ´_ゝ`)ゞ

 

 

今回はコロナウィルスによって、外出自粛となり、外に出て新しいものを知ったわけではないんです。

コロナウィルスのことを話せるわけでもない。

なんなら、政治経済について論じられるわけでもない。

 

じゃあ、何について!?

 

んなもん、オレも知らんわ!?

 

思いついたまま書き出してるんだよ!

 

 

という茶番はここまでにしましょう( *´艸`)

 

2019年12月31日から今日までの間にイベント発生!!

 

退職・転職活動・引っ越し など

 

正直、時期的にはコロナが激被りなわけなので、思うところもたくさんありました。

 

 

今回は転職活動というのがメインテーマになるでしょうか。

 

転職活動についてアドバイスするというわけではなく、あくまで私の経験と年齢、職種、回数などから、個人的な想いを書いていくということです。

ですので、これが転職の全てというわけではないですし、もしかしたら私が知らないだけということも出てくるかもしれません。

 

要するに、学問的な話のない一人語りです*1ヶラヶラ

 

 

そもそも私の仕事は

 

臨床心理士公認心理師

 

という専門職なわけです。

かっこよく言うなら、プロフェッショナルです( •̀∀•́ ) ✧ドヤ

 

そんな専門的な職種ですので、一般の求人と比べても圧倒的に少ないです。

 

皆さんがイメージする心理カウンセラーというと、個室で向かい合わせに座り、悩みを話すものではないでしょうか。

かたちの上では実際にそのようなかたちで相談を進めていきます。

ただ、悩みと言っても千差万別ですし、話し方もひとそれぞれですので、優雅にとか、ブルジョワな感じで、とかはないですね(笑)

むしろ、ニーズに応えるためにも、色々な情報を集め、良いことも悪いことも上手に伝えていかなければならないので、気を張っています。

 

そんな仕事ではありますが、一般的な心理カウンセラーイメージでの求人ってどのくらいあると思いますか?

 

実は

 

地方になればなるほど、そのようなイメージでの仕事、求人はありません!?

 

近いものというか、皆さんが知っている可能性が高いものは

 

スクールカウンセラー(以下、SC)

 

になるでしょう。

SCは毎年各県で求人募集がかかります。ただ非正規雇用のため、任期というか、契約期間が多くのところは1年になるので、毎年更新する必要があるわけです。

給与もパートやアルバイトと同じで出勤した時間や日数に応じてになります。

 

その他としては

 

病院

大学の心理臨床センター

 

という場所での心理相談を行う仕事がイメージに近いものになるでしょうか。

面接室やマジックミラーのある部屋で、面接や療育をやったり、心理検査もやったりしますね。

 

公務員の心理職もあります。

 

児童心理司(児童相談所

心理判定員(発達支援センター、各障害者更生相談所)

家庭裁判所調査官(家庭裁判所

保護観察官家庭裁判所

法務教官(鑑別所)

 

以上のような場所での仕事があります。

基本、場所が場所なだけに専門性が重要視されます。

専門職とは言え、公務員という安定した職業は魅力的ですね。

児童相談所では、夜間相談員というものをしていた経験があります。

一時保護所で夕方以降に児童と関わり、宿直してましたけど、今考えるとなかなか大変な仕事やってましたわ*2ヶラヶラ

 

教育・研究ということを考えると

 

大学の教授、准教授

 

というのもあります。

いやらしい話ですが、おそらく給与が一番良い心理職というのは、大学教授になるんじゃないでしょうか。

現状、大学教授職になるためには、大学院の修士号を取得するだけではなれません。

その上の博士号というものを取得しない限りはなれないです。

仮に博士号を取得してもなれるとは限らない本当に狭き門の職種です。

 

最近では産業領域でも心理職は増えてきていますね。

社員支援プログラム=EAP(Employee Assistance Program)

というものを聞いたことがありますか。

メンタルヘルス問題への対応として、ストレスチェックが導入されて、Dr.や保健師が企業内のストレスチェックを行ったりしているものです。

この一環として、社員のカウンセリングを行ったり、職場内調整などを行ったりする職種が

 

産業カウンセラー

 

という職種になります。

うつ病適応障害などで休職してしまった社員の復職支援を行ったりもします。

 

福祉領域だとかなりの幅が広がりますね。

児童養護施設

地域包括支援センター

児童発達支援センター

児童相談所

 

最近だと

児童発達支援事業所

放課後等デイサービス

就労移行支援事業所

などの障害者・児の支援事業所があります。

 

個人的に特殊な職種になるのかなと思うのが、

 

治験コーディネイター

 

ですね。

治験って聞くと、ちょっと怪しいと思われるかもしれないですが、おおよその治験は安全性が担保されているものが多いかと思います。

仕事内容に軽く触れますと、

・どのような目的の薬を、どれだけの量、日数、時間帯をある程度指示して摂取してもらい、摂取の前後でどのような違いがあるかを見るという計画を説明する

・治験はチーム(Dr.、看護師、保健師など)で行いますので、そのマネジメントを行う

というのが、ざっくりとした説明になります。

 ※違ったらごめんなさい

 

もう一つ、ある意味では特殊な気がするものとして、

 

開業

 

というものがあります。

そのままの意味で、臨床心理士個人事業主として開業して、カウンセリングを中心に様々な業務に従事するかたちです。中には、法人格を得ている会社もあります。

 

私は長年、開業した臨床心理士の会社に勤めていましたので、割と幅広い分野での心理業務を経験させてもらいました。幅広いというか、全領域になるのではないかと思います。おそらく、これだけの幅広い心理業務に携わったことのある人は、ほとんどいないんじゃないかと思えるくらいです。

これだけの幅広い心理業務に携わったことがある人には、ほぼ会ったことがありません。どちらかというと、その領域専門で勤めるというのが一般的でしょう( ー̀ωー́)⁾⁾ウンウン

 

 

私自身の転職活動の話に戻りますが、経験を活かして同じようにできる職場、もしくは近い職場を探してみました。

 

が!?

 

やはりない(|||´Д`)

 

ということで、幅を広げて各分野で探してみました。

幅を広げて探せばあるもんですね。

前述した各分野の求人は大抵ありました。

 

どれが良いかなと探すのは、ちょっとワクワクして楽しかったです(*´ω`)

 

ただ、探せば探すほど

 

条件が良くない(; ̄ー ̄A

 

非正規いわゆる非常勤が多く、常勤を見つけても給与が恐ろしく低かったり、福利厚生について何も書かれていなかったり・・・・

 

社会的にはこれから必要とされるだろう職種だとは思いますが、現時点では待遇が良くないところがほとんどでした┐(´~`;)┌

 

もしかしたら、心理職を雇っても役に立たないと思われているのかもしれないですね( ´⊇`)

もしくは、心理職の使い方がわからず、どう扱ってよいかわからないから、給与も出せないということかもしれません。

 

 

いずれにせよ、ここで初めて自分が恵まれた環境で仕事に就けていたことに気づきました!?

 

最初の職場は紹介してもらって就けて、2つ目の職場は声を掛けてもらって就けた。

待遇としても悪くはない。

 

自慢というわけではないですよ。

むしろ、紹介で入ったりしてるので、自慢にもならないし(笑)

 

ただ、今回の転職活動では自分が置かれていた環境を改めて認識することができたのは、良くもあり、悪くもありという感じですね。

同時に、心理職の社会的な地位がまだまだ低いということがわかりました。

 

一般的に見て数値化するのが難しく、目に見えにくい、時間がかかる仕事ではあるので、これからどのように変わっていくんだろうと期待と不安がある仕事ですね。

 ※やり方によっては数値化も視覚化もできます

 

 

私自身は現在、児童発達支援・放課後等デイサービスにて、心理業務に携わっております。

『児童発達支援管理責任者』という資格を持っているので、管理職をやるのも良かったのですが、会社が専門性を理解してくださり、専門性を活かして貢献してほしいということで『心理職』として雇ってくれました。

前の会社でやっていたことが役に立ったんだな~としみじみ思いました(笑)

職務経歴書を見て、社長直々に仰ってくださいました)

 

公認心理師が誕生しましたが、今後、公認心理師臨床心理士が活躍していける職場としては、児童発達支援・放課後等デイサービスは狙い目になるのではないかと思っています。

 

転職活動の中で感じたこととして、地域性はありますが、療育を行う上での専門性はまだまだ持ち合わせていない事業所が多く、児童福祉に関する知識と経験があれば、心理学という専門性は活きてきます。

公認心理師の実習先としても、増えていく可能性は十分にあるでしょう。

 

具体的にどのようなお仕事をするかというと、

・療育の方法を伝える(指導員指導)

・保護者対応する(事業所内相談:カウンセリング)

・研修講師をする(心理教育)

・事例検討のファシリテーター(心理教育)

・対外的な連携が必要なケースに対して窓口になる(地域連携)

・事業所内の調整(マネジメント)

などなどです。

 

直接支援(療育)はできますが、少ないかと思います。

 ※あくまで私の場合です。

 

見立て、療育支援、心理教育、マネジメントは必須技能になるので、新卒の方には難易度が高い業務になるかと思います。

(どこの職場もそうなんですけどね( ✧Д✧) !!)

ただ、児童発達支援・放課後等デイサービスで活躍できるだけの実力を持っている心理士がいるところであれば、指導力のある方がいるでしょうから、新卒の方でも教わりながら研鑽できるでしょう。

一人職場(専門職として)になることが多い仕事ですから、間違ったことを伝えるのも憚られます。後々、専門職を増やしたい、仲間を増やしたいと思っても、その心理職が結果を残せないと次がないということもあるでしょう。

 

どの分野・領域でも

 

『見立てができて、支援ができる』

 

という専門性(再現性のある支援の見本ができる)が必須でしょうから、心理士としての力を身に付け、企業人としてのビジネスマナー、他職種や非専門職の方々との連携など、社会の中で心理士が活躍するための要素がたくさんあると思います。

 

 

児童発達支援・放課後等デイサービスはまだまだ始まったばかりの福祉サービスなので、知らない方もいるでしょう。

心理学を学ぶ人でも知らない人はいます。

 

認知度が低いところで働くなんてどうだろうと思うかもしれません。

厳しいことを言いますが、知らないから

 

活躍できない!

勉強できない!

 

など、思う方もいるかもしれませんが、児童発達支援・放課後等デイサービスで活躍できない心理士は、どこの職場に就いても、それほどの活躍はできないでしょうし、カウンセリングも難しいと思います。

 

ある意味では、心理士に必要な根本的な要素が詰まっている職場ですから。

 

 

あくまで個人的に、転職活動をして思ったことを書いたので賛否両論はあるとは思いますが、現職、前職での知識と経験から感じたことを書き綴ってみました。

 

児童発達支援・放課後等デイサービスで心理士が何をしているか、できるのかはいずれ本編の中で整理していこうと思います。

*1:´∀`*

*2:´∀`*

子どもの発達第2弾 学童期編

みなさん

どうも8度目の登場

どすこいどさんこです。

 

2月末から転職活動を始めることになり、3月は慌ただしく全くブログに手を付けられませんでした へ(×_×;)へ

 

無事、転職先が決まったのですが、コロナウィルスの蔓延と引っ越し作業で、さらに手を付けられませんでした。

 

今は不要不急の外出を控えるということで、転職先での仕事が本格的に動くことが少なく、時間ができたので整理したかったことを少しずつ書き出し始めることができました。

 

皆さんの地域は如何ですか?

 

予防してもし足りないくらいの状況で、学校も一斉休校となり、外出を控えていると思います。

 

さらには、お店の休業要請が掛かってこの先の生活をどうしようと頭を抱えてしまう方もいるかもしれません。

 

ストレスフルで大変な毎日を過ごされていることでしょう。

 

私も外出自粛して、趣味に興じられず、ちょっと気持ちが滅入っています( ´⊇`)

 

ただ、医療従事者の方々、身近な人たちに迷惑をかけないためにも、移さない、移らないようにすることが唯一できることなのかなと思って、自分にできることをしようと努めています。

 

当たり前のように過ごしていた毎日が恋しいですね。

 

早く終息してくれることを願うばかりです。

 

 

 

そんな少し時間ができた状況なので、

 

『知識の再確認』

 

今回は子どもの成長について第2弾ということで整理してみます。

 

前回は0~6歳までを大まかに整理しました。

と言っても、解説しただけのような気もしますが(^ー^;A

 

今回は6歳以降(学童期)について整理してみようと思います。

 

子どもたちが初めて学生になる時期としては、一般的に考えると小学校ですね。

保育園・幼稚園とは違って、集団行動がより形作られた中に入っていきます。

 

早速、余談になりますが、

『保育園』と『幼稚園』

実は根本的に違うって知ってました?

 

それぞれ子どもが成長するために必要な場所ではあるんですが、

『保育』と『教育』

という分野の違い、依拠する法律の違いというのがあるんです。

 

保育士、幼稚園教諭の方々からすると、当たり前だし、それぞれが連綿と続いてきた専門性と自負があると思うので、今更感があると思います。

ただ、どれだけの人がこのことを知っているかという意味で軽く触れておきます。

 

 

保育園

幼稚園

管轄

厚生労働省

文部科学省

法令

児童福祉法

学校教育法

対象

0歳~小学校入学まで

満3歳~小学校入学まで

編成

特に規定はない

同一年齢で学級編成をする

ねらい

幼児の発達の側面から「健康」「人間関係」「環境」「音楽」「表現」の5領域と生命の保持および情緒の安定

幼児の発達の側面から「健康」「人間関係」「環境」「音楽」「表現」の5領域

1日の時間・休業

8時間を原則とする

長期休業はなし

4時間を標準とする

夏休み、春休み等の長期休業あり

 

 

それぞれの依拠する理論や学問は違いますが、両方とも児童の発達を促すことと、集団を扱うという点は同じです。両方とも小学校に上がったときの適応を意識してくれています。

 

少し集団適応を意識した状態から、小学校に上がってくるので、割とスムーズに入っていきやすくなります。

 

本筋に戻りますが、小学校入学からは集団行動を中心に個々人での様々な学習(社会的スキル、教科、ストレス対処など)を進めていきます。

 

様々な場面、集団でどのような言動がふさわしいかを教わり、実践・訓練していくのです。

それを何度も何度も毎日のように行い、習慣化させることで社会的スキルという「社会性」が身についていくというわけです。

 

これは小学校で完結するものではなく、小学校から始まります。

 

そんな大枠を踏まえて、小学校での発達について整理していきましょう。

 

【低学年(7~8歳)】

入学してからは集団での活動が増えていきます。クラス編成され、保育園や幼稚園の比ではない人たちの数と関わっていくわけです。

 

小学校からは、本格的に教科学習が始まります。

集団行動、教科学習などを学校が担っていくわけです。

 

では、親は何を担うのか?

学校に任せていれば良いのか?

 

モデリングの対象になる!

 

ということです。

 

モデリングとは、模倣や同一視といった概念を包括するものであり、他者の行動やその結果をモデル(手本)として観察することにより、観察者の行動に変化が生ずる現象のことをバンデューラ(Bandura)が提唱したものです。

平たく言うと「子が親の言動を真似る」ということです(`-ω-´)✧

 

親が子の宿題の面倒を見たりするのも習慣形成になるのですが、

 

勉強しなさい!!

宿題やったの!?

 

などと言ってもなかなか取り組まない子が多いと思います。

 

親がやっていないことを子どもはやろうとしません。

逆に、親がやっていることは真似します。

 

ですので、子どもが宿題をやり始める時間帯に、目の前で本を読んだり、自分の興味あることなどでも良いので、勉強する姿勢を見せてあげることによって、モデリングしてもらうわけです。

 

蛇足ですが、2~4歳くらいの子を見て

 

えっ!?いつの間に覚えたの?

 

と思うことが多くありませんでしたか。

 

夫(妻)と同じことしてると思うことはありませんでしたか。

これは、この時期からモデリングが始まっており、身近なモデル(手本)が親だからです。

 

知っている人からすると、逆説的に親が日常どのような言動をしているかを推測できてしまうんです。

 

ちょっと怖いと思うかもしれませんが、子どもは善悪関係なく、見たものを真似することによって、言葉や行動を獲得して成長の足掛かりとします。

 

 

小学校に上がると、同年代の集団ですので、同じような価値観を持っている子を見て、他の子がやっていることに興味を持って真似することで成長・発達していきます。

 

ただ、よく考えてください。

 

学校にいる時間帯が長くなり、親と接する時間は以前よりも減りますが、それでも24時間の中では親との関わりが多いです。一番のお手本となるのは親なのです。

 

ですので、習慣形成を確実なものにしていくためにも、親がお手本となることが子どもたちの成長・発達となっていきます。

 

【中学年(9~10歳)】

『10歳の壁』

と言われる発達的な特徴を迎えます。ピアジェ(Piaget)の発生的認識論(認知発達)という発達段階の具体的操作期と形式的操作期と言われる段階の狭間と言えるでしょう。

 

これは具体的な思考から抽象的な思考に脳の構造がシフトしていくということになります。

  ※正確に言うと若干ズレますが、説明概念としてはわかりが良いです。

 

低学年くらいまでは目の前で見たものが全てというような単純な思考が多いです。そのため、二次元的な想像力であったり、具体的なものごとでしか判断できないことが多いです。

例えば、

絵を描いてもらうと上から見たような潰れたテーブルやイス

を描きます。

 

それが、10歳前後になると保存の概念が身に付くようになり、客観性のある思考に移っていきます。

脱中心化と言って、これまでは自己を中心とした目の前のもののみの捉え方だったのが、頭の中で情報を保存して、比較するようになります。

つまり、抽象的な思考力を身に付け始め、三次元的な想像力を持ち、概念という抽象的なものごとの判断ができるようになってくるのです。

先ほどの例で言えば、

絵を描いてもらうと奥行きのあるかたちでテーブルやイスが描け、見えない部分をイメージ

して描けます。

だから、小学校4年生の算数で立方体などの三次元の図形理解が出てくるのです。

 

この『10歳の壁』も個人差があります。一般的には10歳で多くの子どもが到達する発達段階なのですが、知的・発達に何らかの問題がある場合には超えるのに時間がかかります。中には超えられずに大人になっていく人も少なからずいます(私は実際に会ったことがあります)。

 

このような脳の構造の変化が起こるため、子どもたちにとって大きな通過点となります。というのも、抽象的な思考力が持てるようになるということは、頭の中でイメージを操作できるようになり、他者との比較が行われるようになるんです。

 

f:id:doskoidosanko:20200422093459p:plain

 ※年齢に関してはズレがありますが、これはあくまで目安です。

 

 

そして、もう一つ大事なのは

『集団形成』

です。

 

中学年~高学年にかけて、徒党を組んで、仲間と一緒に行動し始めます。

親の目の届かないところでちょっとした悪さをしたりします。

進入禁止のところに入り込んでみたり、木になっている柿を盗み食いしてみたり、ピンポンダッシュしてみたり(*`艸´)ウシシシ

もちろん、悪さをすだけではありません。

関係性の強いグループを作り、その中での役割を見出したり、意見交換(議論、ケンカなど) をしたりして、グループにおける個人の在り方を模索します。

 

こう話していると「あれっ?なんか見たことある?聞いたことある?」ってなりませんか。

皆さんの記憶・経験としてあるかと思いますが、国民的アニメでいつも繰り返されているんですよ。

 

サザエさん

ちびまる子ちゃん

 

などです。

カツオとまる子がいつもやらかして怒られますよねꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)

二人がやっているちょっとした悪さというのを、仲間たちとやったりしていきます。

私もこの年代に、色々とやらかして、親や近所の人に怒られたりしたものです( ˘•ω•˘ )

ですが、このちょっとした悪さをして怒られるということが社会性を育ててくれました。

 

ただ残念なのは、今日ではこのような光景も見られなくなりました。

カミナリおじさん、お節介おばさんなどと言われたりもしましたが、そのように子どもを叱ると、親が出てきて「虐待だ!」「ハラスメントだ!」「訴訟だ!」などと言います。

 

その結果、子どもが悪い意味でモデリングしてしまうんです。

 

我が子可愛さは良いのですが、悪いものは悪いと叱られなければ、悪いことをしても親がやった対処を真似すれば良いと勘違いして育ち、反省することができません。

 

もちろん、親が出るべき場面もあるとは思いますが、基本的には子どもたち自身、同士で解決する努力とそれに伴う結果を体験できなければ、責任能力は身に付きません。

何かあるごとに親を頼ってたら、スネ夫のように「ママーー!!」と言って自己解決能力は育たないのです。

 

この年代から、親は直接手をかけずに見守って、立ち往生していたら声をかけてあげるというスタンスが大事になります。

 

そして、このスタンスは思春期に入った時に親が身に付けていなければならない親の在り方でもあるんです。

詳しくは、思春期の発達について整理した際にお伝えします。

 

【高学年(11~12歳)】

高学年になると抽象的な思考がより強くできるようになりますので、形式的操作期と言われる段階に入ります。

 

例えば、

「太郎は花子より背が高く、花子は文太より背が高いとしたら、身長がいちばん高いのは誰かな?」

と聞くと、具体的操作期の子どもは絵に描いたりしないとわからないことが多いですが、形式的操作期の子どもは頭の中でイメージして比較して考えることができます。

 

故に、自分と他者を比較することで劣等感を抱きやすくなる時期でもあります。

 

そして、小学校の年代全体(特に高学年)を通して、

「夢を拡げてあげる」

ことが重要になります。夢の拡大とも言えます。

 

当たり前でしょ!?

 

と言われるかもしれませんが、小学生にとってはこれが大きなモチベーションであり、思春期に向けての準備ともなるわけです。

 

夢に向かって努力するということが楽しいものだし、できることが増えるということが嬉しいものであり、これらが自己肯定感という自分自身を支えてくれる動力源となるわけです。

 

夢は一つに限らなくて良いんですよ。

たくさんの夢を見させてあげる、夢を拡げてあげるということが成長・発達を促してくれます。

そして、夢の拡大があるからこそ、思春期に迎える様々なことに立ち向かえて、自立に向けて一歩ずつ進んでいけるようになっていきます。

 

小学生の時期を学童期と呼びますが、この時期が社会と自分が密接なものであることを教えてくれる最初の時期になるでしょう。

 

早い子どもだと小学校高学年から思春期は始まりますが、本当の意味での思春期は中学生からになりますので、思春期以降については次回整理していこうと思います。

 

 

こうやって整理していると、自分の小学校の頃を思い出し、恥ずかしくもあり、今だから学問的知識と結びついたり、理解できたりすることも多いですね。

  

今回は自分的に面白いことを書けなかった気がして、少し悔しいです⁝( `ᾥ ´  )⁝

 

以前は面白いこと書けてたのかよ!?

 

と言われると怪しいですが(ー_ー;)

 

思春期はもっと膨大な情報量になる可能性が高いので、何かしらのネタをぶっ込めるか心配ですが、少しでも面白く書きたいと思っています!

 

思っています・・・

思っている・・・

思いたい・・・

 

思春期、中学生以降については、また次回整理してお伝えしていきますね。

 

 

LINE@(http://line.me/ti/p/%40vvx2439b

もよろしくお願いします。

子どもの発達

みなさん

どうも7度目の登場

どすこいどさんこです。

 

仕事に時間を取られ、なかなか記事を書けない今日この頃。

学生時代にスケジュールを組むも、一度たりともスケジュール通りに進められたことがない私……

 

大人になって自覚します。

 

私、仕事ができない人間なんだと……

 

ただ、ひとつだけ言わせてほしい!?

 

心理支援はできないとは思わない!!

いちおう

講演すればまた来年って正式依頼もらえるし

カウンセリングして問題解決してるし

復職支援してちゃんと復帰してもらえているし

 

 

この仕事についてわかったのは

 

私たぶん

 

ADHD(注意欠如多動性障害)

 

の傾向があるな~

って見えるようになりましたね(笑)

 

実際、大学院時代に取った心理検査の結果を見直すと

「不注意」の強いADHDっぽいプロフィールが出てきました。

 

仕事するうえで気をつけなければならないのですが、

気をつけていてもやってしまうポカミスが人よりも多い!

特に事務作業で目立ちます。

 

愚痴になってしまいますが、私が役職に就いてからは

まぁ、そのミスが嬉しいとばかりに注意してくる後輩がおり、

会社内の連絡ツールで全体に流したりと

完全に嫌がらせ(((((((・・;)

 

おかげで、自責の念とそいつのせいで休職ですよ。

復職したら業務量が少なくなったからということで減給……

 

会社立ち上げから居たけど、会社も現状利益を出せないからということで減給してきたわけですよ。

民間企業だから事情はわかるけど、これまでどれだけ貢献してきたかっていうのは考慮してくれない。過去よりも今、そして未来の数字を求めているんですよね。

世の中、現実そんなもんだよね。

生活苦しいわ。

 

ということで、色々な思惑を持って転職するわけです。

 

 

 

愚痴も言って(勝手に)少しすっきりしたので

 

『知識の再確認』

 

今回は子育てにおける子どもの成長について整理してみます。

 

 

生まれてから死ぬまで人は成長するものです。

もちろん、成長し続ける部分と老いていく部分とあるわけですが、子どもは基本的に心も体も成長して発達していくわけです。

 

体だけではなく、心も発達していくことを理論的に論じているのが発達心理学になります。

(心理学の分類については前のブログを参照していただければと思います)

 

doskoidosanko.hatenablog.com

 

 

発達心理学は、まさに生まれてから死ぬまでの発達を研究しているので正直幅広いです。

 

心理士であれば避けては通れない道!!

✧ド(*,,ÒㅅÓ,,)ャ✧

 

 

子どもの発達の中で

 

『定型発達』

 

というものがあります。

 

これは標準的な子どもの育ち方です。

 

 

 

うちの子、定型発達から外れてるわ!?

 

うちの子、発達が遅いわ!?

 

うちの子、早いから優秀なのね!?

 

と色々思うところがあると思います。

 

心配と不安にさらされてしまった親御さん

優秀だから安心だわと思った親御さん

 

ちょっと待ってください!?

 

外れたからダメ

遅いからダメ

早いから優秀

 

ではないんです!!

 

定型と言いましたが、あくまで同年齢で比較した場合に一定の発達水準を通過している、身に付けているという意味で「標準」という考え方になります。

つまり、個人差が生まれるものではあるため、外れることも、遅れることも、早まることもあるんです。

 

そんな発達の過程ですが、0~6歳までの大まかな流れを見てみましょう。

以下に発達の目安表を記載します(鹿児島県社会福祉協議会HPより抜粋)

f:id:doskoidosanko:20200320000034j:plain

f:id:doskoidosanko:20200320000050j:plain

f:id:doskoidosanko:20200320000103j:plain

f:id:doskoidosanko:20200320000114j:plain

小学校に挙がるまで(未就学期間)の発達の流れを

  • 運動能力
  • 動作・操作
  • 言語・社会性
  • 生活習慣

の4分野で見てみると、どれもある程度の期間にまたがっていることがわかりますね。

大体この年齢と月齢で身に付けられるというのがわかります。

 

各年齢での健診は、年齢・月齢に応じた発達の通過度を確認したりしているわけです。

もし、子どもの様子で気になる点があれば、健診時に医師や保健師へ確認してみると良いでしょう。

 

これらの定型発達を知っていると、定型発達から外れているか、未習得であるかということがわかりますし、年齢、月齢よりも早く習得しているということもわかります。外れが大きく、未習得のものが多ければ多いほど発達に偏り(発達障害)があるという可能性が見えてきます。また、ちぐはぐなかたちでの発達をしている場合にも発達の偏り(発達障害)がある可能性が見えてきます。

 

蛇足になりますが、

 

臨床心理士になろうとしている若い人や成り立ての人は、この定型発達を押さえていない人が多いように思います。

 

全くわからないというわけではないですが、何となくで覚えているという言い方のほうが正しいでしょうか。

 

発達障害という診断を受けていたり、ちょっと変わってるなという子の面接や療育をすることが多く、この職業「一般」「普通」と言われる世界から遠ざかってしまうということが往々にしてあります。

 

かく言う私も、大学院に入ってから本格的に心理学を学ぶようになったので、定型発達というものを全然知りませんでした。

 

そんな一般とは異なる世界が当たり前になっているので、幼稚園や保育園、小学校、中学校に行くと驚きを禁じ得ません!

 

一般の子たちってこんなにできるの!?

 

と思ってしまうんです。

 

決して発達の偏り(発達障害)がある子をバカにしたり、差別しているわけではありません。

普段から携わっているこの業界が基準、当たり前になっているので、ある意味では新鮮というか、目にしないことが多くて驚くんです。つまり、ギャップというやつです。

 

保育士や保健師、学校の先生方は、逆に多くの一般の子たちを見ているので、逆に発達の偏り(発達障害)の大きな子や知的に低い子を見ると、逆に目立って見えてしまうということはあるんじゃないでしょうか。

 

 

さて、蛇足は置いて本題に戻りますが、

 

子どもの発達の中で0~3歳は変化の大きな時期になります。

  • 運動面:ハイハイ → つかまり立ち → 歩く

歩くようになると、とても大変!

目を離した隙にすぐに居なくなってしまうから、親御さんも気が気じゃなくなる。

 

  • 言語面:喃語(あうー、うー) → 単語(パパ、ママ) → 二語文 → 三語文

言葉が出始めると、双方向のコミュニケーションがしやすくなりますし、どんどん言葉を覚えていくので、どんどん声掛けしてあげると良いですね。

 

  • 動作:握る → 持つ → 書く

人間が生まれながらに持っている道具である手を使って、興味のあるものをどんどん触って確かめていきます。手で物を持てるようになると、持った物を口で確認するようになるので、誤飲しないかが怖いですね。

でも、親御さんが安全確認しておけば、色々なものに興味を示して子どもはどんどん冒険できるので、発達・成長を促せますよ。

 

分けて書きましたが、これらは同時・多発的に発達していくので、親御さんにとっては怒涛の毎日です。

私はまだ子どもがいませんので、毎日がわからないのですが、甥の相手をすると2~3時間が本当に大変です!!

言い方悪くなりますが・・・あいつら怪獣だよ┐(´~`;)┌

 

ただ、定型発達を知っておくことで、次はどんな発達・成長が見られるか予想できるので、見通しが持てて、安心できるかと思います。

 

 

ここで1つ注意があります!

 

定型発達からの外れ ⇒ 発達の偏り(発達障害

 

と書きましたが、可能性が高いというだけで、それよりも第一に確認しなければならないことがあります。

 

身体面での医学的問題です!!

 

つまり、弱視、難聴など感覚器官に問題がないかどうかということです。

例えば『言葉が出ない』というのにも色々な要因があります。

 

耳が聞こえなければ、言葉を扱えない

口がうまく動かせなければ、発音ができない

 

という言葉以前の問題が出るわけです。

 

ですので、定型発達から外れると感じられた場合には、まず医学的な問題がないかを確認するようにしてみてください。

そのうえで、様子を見て、個人差があると考えてもらうと良いと思います。

待っても変わらず、おかしいと感じたら、障害の可能性を疑うという流れになるでしょう。

 

実は心理的問題って、医学的問題をマスキングしてしまう可能性があるんです。

これについては今後どこかで話せればと思いますが、心理的問題と思われる問題というのは、医学的な問題=体の病気から起こることが結構あります。

 

ですので、子どもの発達・成長におかしな点を感じられたら、まずは医師に確認してもらうことをお薦めします。

 

 

 

定型発達というのは

発達障害うんぬんよりも、目の前にいる自身の子が、今後どのような流れで発達・成長するかを知っておくと気が楽ですよ

という知識でしかありません。

 

親御さんが適切な関わりができなければ、定型発達も意味がありませんし、環境によって間違った学習をして発達・成長していくこともざらです。

 

世の中の多くの虐待問題は、間違った学習をして発達・成長した親が、間違った学習を修正することができず、正しい関わり方を知らないまま子育てを行っていると言える割合が多いです。

 

あくまで子どもの発達に関する知識程度に押さえておいてもらえればと思います。

 

 

7歳以降の学齢期の発達

発達障害

褒め方・叱り方

などについては、また後日お伝えしていこうと思います。

 

 

 

LINE@(http://line.me/ti/p/%40vvx2439b

もよろしくお願いします。 

 

 

○●心理学と△▲心理学

みなさん

どうも6度目の登場

どすこいどさんこです。

 

 

1月の風物詩と言っても過言ではない成人式とセンター試験が終わりましたね。

 

15年くらい前でしょうか?

私も成人式に参加しました。

ただ、ほぼ記憶にありません。

酔っぱらって忘れてしまったとかではないですよ(笑)

地元で迎えましたが、ホワイトアウトするんじゃないかという猛吹雪で寒い中、同級生たちとタバコを吸っていたのは覚えています。

果たして私は何をしていたのでしょう。

 

 

センター試験も良い記憶はないです。

完徹して臨んだ試験

午後の英語の時間に寝てしまいました(笑)

おかげで半分くらいしか得点取れませんでした( ゚ 3゚)

 

皆さんはいかがでしたでしょうか?

 

 

 

というかたちで1月中旬頃にこの記事を上げようとして、上げたつもりになっていたのか、忘れていたのかわかりませんが、予定よりも遅くなってあげることになってしまった記事です。

 

本当に自分の忘れやすさが憎いです(#`皿´)

 

 

 

さて、

 

『知識の再確認』

 

今回は心理学の種類について整理してみます。

 

 

そもそも心理学というのは、学問ではありますが「総称」になります。

医学で言えば

・外科

・内科

・整形外科

・消化器科

循環器科

心療内科

・精神科   などなど

 

体の部位や専門性によって分かれており、これらを総じて医学と言いますよね。

心理学も同じように分野ごとに分かれているんです。

 

では、心理学にはどのような種類があるかというと

大雑把に分けるなら

発達心理学

社会心理学

・人格心理学

・生理心理学

神経心理学

認知心理学

学習心理学

知覚心理学

 

もちろん、その他にも○○心理学と呼ばれるものはあります。

あくまで大雑把・・・・というか私が学んだ主要なものかもしれません(; ̄ー ̄A

これらを総じて『基礎心理学』と言います。

 

基礎心理学とは、人間の心を科学的な方法によって解明し、心のメカニズムや一般原則を見出す学問です。ですので、誰が行っても(客観性)、同じ方法で(厳密性)実験を行えば、同じような結果が出せる(再現可能性)というものになります。

 

なんでこんなに心理学があるのか?

 

と思う方もいるでしょう。

 

それは人間の心を科学するための対象としているものが違うからです。

 

心理学という人の心を研究するにあたり、まず人間の何を研究すれば『心』というものがわかるのかというところから考えます。

目に見えない心をどのように見えるように、測定できるようにと考えた時に、人の発達面、人の生理面などからアプローチして『心』というものを理解しようとするわけです。

心を科学するうえで「何から、どこから」科学していくかの違いから、○○心理学というかたちになっているんです。

 

例えるなら

 

富士山の頂上〔人間の心〕を目指す際に

 吉田ルートの登山口〔発達〕

 須走ルートの登山口〔社会〕

 御殿場ルートの登山口〔生理〕

 富士宮ルートの登山口〔学習〕

のうち、どこから登るか

 

ということですね。

 

ですので、

 

あれっ?自分の知っている心理学がないぞ?

 

と思われた方がいらっしゃれば、

おそらく、その心理学はここに記載していない基礎心理学になるか、応用心理学と呼ばれる分野のものである可能性が高いです。

 

 

応用心理学??

 

急に出てきた言葉に困惑された方もいれば、勘の良い方は基礎があれば応用もあると推測された方もいるでしょう!!

 

応用心理学とは、基礎心理学で得られた知見を、人間の日常生活や人間が携わる様々な分野に心理学を用いて、問題解決を図ったり、専門性を発展させていくものになります。

 

ですので、

 

基礎心理学 → 心のメカニズム、一般原則の追求

応用心理学 → 人間の生活全般に役立てていく

 

と言えるでしょう。

 

では、応用心理学にはどのような種類があるのかというと

・臨床心理学

犯罪心理学

産業心理学

・スポーツ心理学

家族心理学

 

などが有名です。

恋愛心理学、メンタリズムなども応用心理学に分類できるかと思います。

ただ、専門家に言わせると違うと言われるかもしれません。

逆もまた然りで、なんで分類の中に入っていないんだと言われる可能性もあります。

 

元も子もなくなってしまいますが、

正直、○○心理学ってたくさんあり過ぎて、厳密に分類するのってかなりの手間だし、むしろ分類しようとすると、

「これはこっち?」

「これはあっち?」

「これは独立してる?」

というふうに迷ってしまいます。

 

ちなみに私は修士号を持っているので

心理学者の端くれになるのですが

(※修士号と博士号ってのがあって、学者たちのランクみたいなものです)

何を隠そう

心理学の種類をそれほど多く知りません!!

 

えばって言うな!?

 

と思われる方もいらっしゃると思いますが

専門性が確立されている現状

全ての分野の心理学に通じている心理学者は稀です。

 

ただ全く知らないという訳ではなく

教鞭が取れる程度には知らないという感じです。

つまり、ある程度の知識は持っているよということですよ。

 

・・・・だって、自分の専門分野だけでも奥が深く、大変なんですもん。

 

すぐに新しい知見が出てくるし(;´A`)

 

 ※ちなみに「えばって」って方言らしいです

  正確には「威張って」らしいです

 

 

ですので、あくまで自分のブログですし、自分の知識の再確認なので、現状一般的に言われている分類、私が勉強してきた認知地図でまとめます。

 

以下に簡単にではありますが、各心理学がどのようなものかを説明していきたいと思います。

 

 

基礎心理学

発達心理学

人の加齢に伴う発達的変化を研究する心理学。

社会心理学

個人に対する社会活動や相互的影響関係を科学的に研究する心理学。現在の社会心理学とは「社会における個人の心理学」と見なされている。

人格心理学

人のパーソナリティ(性格、または人格)を研究する心理学。

生理心理学

人間の生理学的な活動と心理学的な現象との関連を科学的に解明する心理学。

神経心理学

脳を中心とする神経系と、言語・認知を中心とする精神機能との関係を究明する学問。脳の損傷が、行動および精神へどのような影響を及ぼしているのか研究している。

認知心理学

情報処理の観点から生体の認知活動を研究する学問。

学習心理学

学習、すなわちヒトを含む動物が経験を通して行動を変容させていく過程を研究する心理学。

知覚心理学

人間の知覚のあり方を研究する心理学。 

研究対象としての知覚は、視覚(色覚、光覚)、聴覚嗅覚味覚触覚(皮膚感覚)、深部感覚内臓感覚(有機感覚)、運動感覚平衡感覚時間知覚(time perception)など。

 

 

もし、基礎心理学に興味を持たれた方がいましたら、今後の記事に注目してください!

それぞれの基礎心理学について追々記事を書いていこうと思っていますので。

 

イヤ!?それじゃ遅い!

 

と思われた方は、他のサイトを検索していただければ出てくると思います。

 

実は、記事を書くにあたり、どのくらい同じようなことを書いている人がいるのかなと思ったんですが、まぁ心理士じゃない方々もたくさんまとめていたので、私の記事は何番煎じだろうと思ってしまう感じでした(笑)

 

いいんです!!

 

だって、あくまで書くことによって、言語化することによって、自分の知識を整理・再確認しているんですから。

それに、これまでの講演講師や研修講師として提供してきた知識や経験を売り出していくことが目標なので!!

一般の方から専門家の方まで、面白い、役立つというような記事を書けるようになるための準備期間なのです。

 

 

宣伝含みつつ、言い訳しつつ、脱線してしまったので、話を戻していきましょう!

 

 

応用心理学

臨床心理学

精神障害心身症心理的な問題や不適応行動などの援助、回復、予防、その研究を目的とする心理学。

犯罪心理学

犯罪事象を生ぜしめる犯罪者の特性や環境要因の解明を通して、犯罪予防や犯罪捜査、また犯罪者の更生に寄与することを目的とした心理学。

産業心理学

産業における人的要因の利用と管理を取扱う応用心理学の一部門。この部門は主として,生産と販売の増大,個人の満足と適応の促進,経営者と勤労者との調和的関係の確立などを目指す。具体的には,適性,訓練,作業環境の改善,疲労と災害の防止,職業指導,職務分析,人事考課,組織形態,消費者行動の調査,広告効果,さらに人間工学的諸問題など広範囲にわたる。

スポーツ心理学

スポーツ心理学は、スポーツに関する諸問題を心理学的に解明し、スポーツの実践や指導にあたって役にたつ知見や技術を提供しようとする心理学。

家族心理学

家族関係を研究対象とする心理学である。三世代・四世代同居の拡大家族から夫婦と子の核家族への変化に伴う、現代家族の直面する問題に焦点を合わせる。

 

 

こちらも正直、記載し切れないくらい○○心理学というものがあります。

 

ただ、私の専門が臨床心理学になるので、そこから派生してカウンセリングに役立つ心理学的知識には触れるようにしています。

 

つまり、ほぼ全ての心理学知識が必要にはなるんですよね~( ´~`)ゞ

 

心理学だけではなく、精神医学、心身医学、法律、他職種のこと、などなどもです。

 

 

それもこれも、カウンセラーとして日常生活に困っているクライエントの問題解決に役立つためですね。

 

 

ということで、今後は各心理学のことを詳細に掘っていったり、心理学に基づいて日常生活の中で起こることを説明してみたり、トピックとして皆さんが気になるかな~なんてことを再確認していこうと思いますので、どすこいどさんこ部屋をご愛顧いただければ幸甚です。

 

 

LINE@(http://line.me/ti/p/%40vvx2439b

もよろしくお願いします。 

 

 

 

心理専門家のお仕事内容!

みなさん

どうも5度目の登場

どすこいどさんこです。

 

 

我ながら頑張っています!

 

ものぐさ太郎で

mixiやっても続かなかった

Facebookやってもほぼ動かしてない

Twitter不定期で思いついたときだけ更新

 

そんな長続きしない飽き性な私ですが、1ヶ月更新空けても喰らいついている!?

 

σ(・∀・ ) エライ?エライ?

 

 

はい、そこ!?

 

中身がないとか言わない!!

 

きっとこれから中身が出来上がってくる!! ・・・・はず!?

 

 

さて、おふざけはここまでにして

 

『知識の再確認』

 

今回は臨床心理士公認心理師(まとめて心理専門家)の仕事内容について整理してみます。

 

専門資格、歴史に触れましたが

肝心要のどんな仕事をしている人なの?

 

ということを伝えることを忘れておりました。

 

私からすると、毎日当たり前に行っていること過ぎて、意識しないとわからないんですよね(笑)

 

何年も同じ仕事していれば、みんなそんな感じですかね(; ̄ー ̄A

 

当たり前というのも一長一短ですな。

 

 

 

それでは

 

ここから見ていただいた方もわかるようにプチ復習!

 

 臨床心理士 ⇒ 民間資格による心理専門家のこと

 

 公認心理師 ⇒ 国家資格による心理専門家のこと

 

平たく言えば、資格認定元が異なります。

 

では、民間資格と国家資格で仕事内容にどんな違いがあるのか?

 

現状、基本的な仕事内容としては同じです!?

 

 

えっ!?なんのための資格なの?

 

と思われる方もいるでしょう。

 

正直、私もそんなにやること変わんないでしょ!!

と思いました。

 

 

そこで、臨床心理士公認心理師の規定されている専門業務についてお伝えしていきましょう。

 

今回長めに書いてしまったので、最後だけ読んでもらえれば、私自身の仕事も、心理専門家としての仕事もわかるかもしれません(笑)

 

臨床心理士】(倫理綱領から)

 ◯臨床心理査定

 ◯臨床心理面接

 ◯臨床心理的地域援助

 ◯上記3つに関する調査・研究

 

公認心理師】(公認心理師法概要から)

 ◯心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析

 ◯心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談

  及び助言、指導その他の援助

 ◯心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談

  及び助言、指導その他の援助

 ◯心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供

 

これだけじゃわかりにくいΣ(´□`;)

と思われた方もいるかもしれません。

 

要するに

4つの内、上から3つはほぼ同じですが、最後の4つ目は若干毛色が異なります。

 

4つ目に関しては

 

 臨床心理士:調査・研究    ⇒  論文    = 研究色

 

 公認心理師:教育・情報提供  ⇒  講演・研修 = 教育色

 

という違いがあると言えるかなと考えられます。

 

 

ここからは順を追って 専門業務=仕事内容 について説明していきましょう。

臨床心理士の倫理綱領に沿ったかたちです。

(日本臨床心理士資格認定協会HPより抜粋)

 

◯臨床心理査定

「診断」(diagnosis)ではなく「査定」(assessment)と表記しています。「診断」は、診断する人の立場から対象の特徴を評価しますが、「査定」は、その査定(診断)される人の立場から、その人の特徴を評価する専門行為に主眼がおかれています。つまり臨床心理査定とは、種々の心理テストや観察面接を通じて、個々人の独自性、個別性の固有な特徴や問題点の所在を明らかにすることを意味します。また同時に、心の問題で悩む人々をどのような方法で援助するのが望ましいか明らかにしようとします。加えて、他の専門家とも検討を行う専門行為といえます。

 

 ※「診断」は医師法により医師の専門業務になるので、医師以外はできません!

 

◯臨床心理面接

臨床心理面接は、臨床心理士とクライエント(相談依頼者)との人間関係が構築される過程で“共感”“納得”“理解”“再生”といった心情が生まれる貴重な心的空間です。そして来談する人の特徴に応じて、さまざまな臨床心理学的技法(精神分析夢分析、遊戯療法、クライエント中心療法、集団心理療法、行動療法、箱庭療法、臨床動作法、家族療法、芸術療法、認知療法ゲシュタルト療法、イメージ療法など)を用いて、クライエントの心の支援に資する臨床心理士のもっとも中心的な専門行為です。

 

◯臨床心理的地域援助

専門的に特定の個人を対象とするだけでなく、地域住民や学校、職場に所属する人々(コミュニティ)の心の健康や地域住民の被害の支援活動を行うことも臨床心理士の専門性を活かした重要な専門行為です。これらのコンサルテーション活動は、個人のプライバシーを十二分に守りながらも、コミュニティ全体を考慮した心の情報整理や環境調整を行う活動ともいえます。また、一般的な生活環境の健全な発展のために、心理的情報を提供したり提言する活動も“地域援助”の業務に含まれます。

 

 

以上が心理専門家としての基本的な仕事内容になります。

 

いまいちイメージが湧かないかもしれないので、具体例として私が行っている仕事を並べてみます。

 

◯査定

 ・心理検査(知能検査、ロールシャッハテストなど)

 ・行動観察(定型発達に則しているか)

 ・身体状況(体の歪みや姿勢、力の入れ方から精神状態の把握)

 ・論理性(常識的かどうか)

 ・関係性(周囲の人や取り巻く環境との関係がどのようなものか)

 

 などをクライエントと会った瞬間から見て、聞いて確認していきます。

 

◯面接

 ・主訴の確認(何を問題としているか)

 ・ニーズの確認(何を求めて相談に来たのか)

 ・ゴールの共有(解決イメージをクライエントと共有する)

 ・生育歴(生まれてからのエピソードの確認)

 ・病歴(大きな病気や事故にあったかの確認)

 ・家族関係(両親や兄弟姉妹、親戚との関係性の確認)

 ・環境(家庭環境や学校・仕事などの様子を確認)

 ・心理療法(クライエントに合った支援方法の提供)

 ・リファー(紹介:病院や弁護士などの専門的支援が必要な場合)

 

 など、クライエントに適した支援方法を探り、問題解決を図っていきます。

 

◯地域援助

 ・出張相談(保健センター、学校、役所・役場などに赴き相談を行う)

 ・講演(保育園、学校、社会福祉協議会児童相談所など、様々なところ

     で子育てからコミュニケーションスキル、大人の発達障害、精神

     障害などについて話をする)

 ・研修(子育て、コミュニケーション、相談技術、復職支援プログラムな

     どの知識とスキルを学べる訓練を提供する)

 ・コンサルテーション(教師、福祉士、介護士、弁護士などの他職種に

            対して、心理学的知見から助言・指導をする)

 

と言った内容のことを行っていきます。

 

地域援助に関しては、依頼先の要望に合わせて心理学的知見を聴講者が分かりやすい言葉にしてお伝えするようにしています。

この辺はテクニックです(。・ω´・。)ドヤッ

 

 

なるべくわかりやすくと思って仕事内容を並べるだけにしましたが、かなり膨大な情報量になってしまいましたね(; ̄ー ̄A

 

専門用語を使ってはいますが、具体的な内容も示して、どのようなものかイメージしやすいように努力してみました。

 

 

・・・・・・!?

 

 

講演・研修で行ったことを売り出していけば!?

 

一般の方向け、専門家向けというかたちで今後作っていこう!!

 

私の更新ペースを考えると、まだ時間がかかりそうですが、興味をお持ちいただけた方はブログを気にかけてもらえると嬉しいです。

 

LINE@(http://line.me/ti/p/%40vvx2439b

で更新通知していきます。

最近、全然動かしてなかったけど(;゜∀゜)

 

脱線してしまいました( ̄∇ ̄*)ゞ

 

 

今度は棚上げしていた「差異」についてです。

 

民間資格と国家資格という点で、やはり差異は生じます。

 ・世間的なイメージが違う

 ・倫理綱領か、法律か

 ・働ける分野の広さ       etc

 

挙げたらキリがないくらいたくさん出てきますが、

 

明確な違いは『法』ですね!

 

これまでは倫理綱領に依拠した専門性や職業倫理に則って業務に携わることが大きかったですが、国家資格化されたことにより、公認心理師法に則って動くことになるわけです。

もちろん、専門性や倫理観も同様に大事です。

 

これまでの臨床心理士の枠組みを、さらに法的な枠組みで明確に有資格者および国民に広く知らしめるかたちになります。

 

公認心理師法に違反することは、『行政処分』が下るというかたちになります。

というか、法律違反は全部そうですね(笑) 

 

公認心理師については、まだ数年間移行期間にあたりますので、明確かつ具体的な動きというのはもう少し時間がかかるかもしれません。

 

現時点で予測される大きな変化として、医療分野での働き方が大きく変わっていく可能性が高いです。

 

なぜなら、これまで臨床心理士は医療分野で保険点数が取れるのは

 ◯限定された心理検査

  (知能検査、ロールシャッハテスト、MMPIなどの

   専門性の高いもの)

 ◯医師との共同による集団精神療法

 

の2パターンでした。

 

今後は国家資格化により、

 ・看護師

 ・保健師

 ・理学療法士(PT)

 ・作業療法士(OT)

 ・言語聴覚士(ST)

の方々と同等に扱われるようになる可能性が出てきたわけです。

 

つまり、心理師による援助(心理療法心理検査など)が保険適用となる可能性が出てきたということになります。

 

現在、各方面で検討されている状態です。

 

 

まだ世に出て2年目の国家資格になりますので、これから整備され、役割が明確化されて、確立されていくんだと思います。

 

 

さて、自分で言うのもなんですが、

 

ごちゃごちゃ話したものの

 

まとめると

 

『心理専門家の仕事』

 ・査定(アセスメント)をする

 ・面接(カウンセリング)での問題解決

 ・講演をする(一般の方々、他職種、同職種)

 ・研修による知識とスキルの伝達(一般の方々、他職種、同職種)

 ・研究をして論文を書く

 

と、まとめることができます!!

 

 

気合入れてこれだげ書いたのに、最後にまとめてみるとこんなもんなんか(ー_ー;)

と思ってしまう今日この頃(笑)

 

 

 

おまけ 

最後に、良い心理専門家の選び方

 ◯具体性のある助言ができる

 ◯行動指針を示せる

 ◯専門用語を並べず、わかる言葉で説明してくれる

 

現時点では、以上3つのことができている心理専門家は力のある方だと思います。

また改めて発見があれば、お伝えしていきます。

 

 

 

ぜひ

LINE@(http://line.me/ti/p/%40vvx2439b

もよろしくお願いします。

幕間(気分を変えて)

みなさん

どうも4度目の登場

どすこいどさんこです。

 

 

今回は心理学とは別に私の体験・感想を整理してみます。

 

心理学から離れて体験・感想!?

 

ただの日記じゃん!?

 

 

その通り!!

 

でも、関係がないわけではないんです。

 

 ・人は知らないことを語れない

 ・知らないことを語ったところで語るに落ちる

 ・知ったかぶり

 

になってしまうからです。

 

特にカウンセラーはそれをやってしまうと、相手との関係が切れてしまいます。

ラポール(信頼関係)』というものが崩れてしまうわけです。

 

個人的にはラポールという言葉は好きではありません

よく『ラポール形成』と言いますが、1回の面接で信頼関係なんて作れません!

何度もクライエントのニーズに答え続けて、心理士としてぶつからなければ信頼関係が形成できないからです。

 

ラポールが要らないわけではないですよ。

もちろん形成できるように努めます。

ただそれ以上にクライエントが求めているのは、『相談できる関係』です!!

 

 ・相談して助言を求めたい

 ・相談の中で感情、気持ちを理解してほしい

 ・相談できるから困った時に頼りたい

 

となるわけですからね。

 

 

相談できる関係を早急に作り、信頼関係を築いていく = ラポール形成

 

だと思います。

 

 

はい!!

ということで、枕が長いと言われてしまうので本題に移ります。

 

 

今回のテーマはコミケコミックマーケット)』です!

 

心理学からぶっ飛びました(笑)

 

今回コミケの最終日(2019/12/31)に参加してきました!

 

20年近く前になるでしょうか。

思春期の頃は、正直コミケなんてと思っていた部分はあります。

コミケに参加されてきた方々ごめんなさい)

 

今は

 

日本独自の文化であり、世界に誇れるもの

 

になっています!

バカにできませんね。

 

ということで、せっかくなので、初参加のレポートをしてみようと思います。

 

まず、基本情報ですね。

 

 97th コミックマーケット

  会場   東京ビッグサイト(西・南会場 & 青海会場)

  開催期間 2019年12月28日~2019年12月31日

  開催時間 10:00~16:00(ブース)

  参加証  1,000円(当日)

 

97回かぁ

すごいですね!

コミケは年に2回行われるらしいんですが、単純計算しても40年以上の歴史があるわけですよね。

2021年のGWに記念すべき100回目のコミケが開かれる流れかぁ。

 

さて、

私が到着した時間が午後だったので、正直2時間程度しか参加できませんでした。

  西・南会場:サークルブース

   青海会場:企業ブース

ということで、西・南会場に参加しました。

ちなみに企業ブースは無料らしいです。

 


f:id:doskoidosanko:20200104155341j:image

 

サークルブースって何なの?

 

と思いましたが、こちらは同人誌、自費出版、ハンドメイドクラフトなど

個人が製作したものを販売するブースでした。

 

企業ブースは参加できなかったので、どのようなところかはわかりませんでした。

 

サークルブースで出展している人の数はかなり多かったです。

ビッグサイトに行ったことがある人であればわかると思いますが、会場はそれぞれホールというかたちで区切られており、おおまかな1ホールあたりの広さが150m×45m程度、2F分の高さがあるんです。2ホールが並んでおり、その上に2ホールが並んでいます。その並んでいるホールの区切りを取っ払うことで広大なスペースができます。西も南もだいたい同じような構造です。屋上展示場も使っていますので、ぶっちゃけわけわからん広大なスペースです(笑)

そこに入場可能な人数一杯一杯入るので、1日あたりの累計来場者数は軽く10万人以上とかになるのではないでしょうか。

 

・・・・調べてみたら、今回の4日間の累計来場者数は75万人以上だそうです。

1日あたり10万人じゃきかなかったか(笑)

 

基本情報だけでもお腹いっぱいになっちゃいそうですね。

私も書きながら、何を書いているんだろうと錯覚してしまうくらいの情報量です。

 

その他には何ヶ所かでコスプレ撮影ができる場所がありました。

 

 

なんだ、オタクのための催しかよ!?

 

 

と思ったあなた

 

少し価値観が古いですよ!!

 

参加してる方々を観察させてもらいました。

 

 ・小さな子供連れの家族

 ・都内でも表参道に居そうなカップ

 ・一般企業に勤めていそうな男性、女性

 ・中学生・高校生

 ・海外からの観光客

 

などなど、幅広い層の人々が参加していました。

 

まぁ、オタクという言葉自体がもう古いかもしれません。

 

参加している人たちは、オタクと言われることに抵抗もなければ、気にしてもいないかもしれません。

むしろ、周りのことなど気にせず、好きなものを好きと言える清々しさと実直さを持っているかもしれません。

 

正直、あの場に参加してみてわかることが多かったです。

 

○ブースでは手売りになるので、買い手、売り手の双方が相手のことを考えながら誠実に対応されていました

 

○販促物も作り手・売り手が精魂込めて作ったものだからこそ、買い手はそこに敬意を表して扱っているように見えました

 

○スーパーやコンビニでは見られない、双方のコミュニケーションがすごく、ブース前に集まっている人同士での気遣いが当たり前のようにありました

                                 etc

 

今の社会では珍しいというか、商売の原点回帰という印象でした。

 

 

わかったことの中で、何よりすごかったのが、会場の熱量が凄まじかったです!!

 

日々、平々凡々に過ごしている私としては、学生時代以来の熱量に興奮してしまうところがありました。

 

残念なことに、カメラを持っていなかった私はコスプレエリアで撮影はしていません。

ただ、コスプレエリアを外から眺めていると、何でも受け入れるような雰囲気というんでしょうか、否定するよりも受け入れるという雰囲気があって、すごい世界だな~と感心させられました。サークルブースも一緒ですね。

もちろん、参加している皆さんが多かれ少なかれ似たような価値観のもとに集まっているからこそ成り立っている部分もあるとは思います。

 

ただ、それだけでこれだけの人が集まるかと言われるとそうではないでしょうね。

やはり、価値観の拡大や変化に伴い、文化として広まってきたからこそだと思います。

 

 

非日常の中で、支援・援助している私が、非日常の中に入り込める時間でした。

ものは違えど、自分が提供する非日常がどれほどのものかを実感できたように思えます。

 

 

ところで、

 

なんで今回コミケに初参加しようと思ったの?

 

と思った方もいらっしゃるかと思います。

 

きっかけはTwitterです。

フォロー、フォロワーの方々の影響ですね。

Twitterにも自分の知らない世界がたくさん広がっていて、気づいたら仲良くさせてもらう人が増え、

 ○サークルブースで出展するということ

 ○仕事がたまたま休みになったこと

などの条件が重なって、行ってみることにしました。

もちろん、以前から興味もあったので、どのような世界が広がっているか知りたいという想いもあったからです。

 

今回、参加することができたのはすごい貴重な経験でした。

 

支援・援助している方々の中で、未成年の人たちはアニメやマンガ、ラノベなどの作品が好きな方は多いです。

それに関連しているということもありますが、やはり

 

自分が知らない世界を知る

 

というのは、私の仕事としてはすごく貴重で重要なことだと思います。

 

クライエントさんから教えてもらうことも多々ありますので、今回のことに限らず、何事にも興味を持って向き合うことができなければ、人を援助・支援することはできないなと実感しました。

 

 

レポートと言いながら、仕事に絡めての話ばかりになってしまいましたが、皆さんに少しでもいろいろな世界があることを伝えられたら嬉しいです。

 

 

f:id:doskoidosanko:20200104185436j:plain

冬夕焼 兵どもが 夢の跡

(みんなの夢の世界が終わったなぁと思ったのと夕焼けが寂しさを物語っていると感じたら、ふと思い付きました)

心理学の浅いような深いような歴史

みなさん

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

 

 

どうも3度目の登場

どすこいどさんこです。

 

前回の更新からかなり時間が経ってしまいました。

1ヶ月ほど経つとは……

 

師走にまさかインフルと風邪のダブルパンチで寝込むことになるとは思いませんでした。

 

インフル治った!?

 

と思ったら、

 

風邪で寝込んでしまうという免疫力の低さ……

 

ストレス過多なのかもしれません。

 

年明けということで、気を取り直し、頑張って更新していきます!

 

 

『知識の再確認』

 

ではありますが、調べてみると他の方も同じようにブログやHPなどで書いていることが多いので、

 

見てもしょーもな

 

と思う方も多いかもしれません。

 

でも、良いんです!

書き始めたばかりですので、この先の計画のために練習です!

 

少しずつですが、副業の構想が練れてきているのでかたちにするためには、練習あるのみです!!

 

 

ということで、今回は心理学っちゅーもんの歴史を整理してみようと思います。

 

 

そもそも

 

【心理学とは】

 

いきなり難問っちゃー難問な気もします。

一言でわかりやすく言うならば

 

『人の心を科学的に検証・実証する学問』

 

ですね。

 

 

そんな心理学の起源は古代ギリシアの時代に遡ることができ、また、古代エジプトに心理学的な思索活動の証拠が残されているそうです。

こんなはるか昔から、人類は「人の心」に興味を持って考えていたんですね~。

 

『心はどこにあるのか?』

 

なんていう人類の永遠の命題について考えていたわけです。

まだ心理学という概念が生まれる前のお話です。

この頃は心理学ではなく、哲学として論じられてきました。

 

では、誰から論じられるようになったのか。

 

皆さんも中学の世界史で勉強したと思います。

 

アリストテレス

 

です!

 

紀元前4世紀にアリストテレスは Περ Ψυχς ペリ・プシュケース(『心について』『霊魂論』)で、血流と怒りが無関係ではないことから心身不分離として論じています。

 

     ギリシア語ってちょっとかっこいいですよね

 

それから1500年以上が経過

 

17世紀にルネ・デカルト心身二元論を提唱し、「魂は非物質的で身体は物質的だが、動物精気というもので身体を機械的に動かしている」と論じました。

 

そんな古い時代から哲学として思索されてきた心の論理ですが、

哲学から独立して一つの学問として、近代心理学として成立したのは、

 

1870年代にドイツの心理学者ヴィルヘルム・ヴント実験心理学の父)がライプツィヒ大学に心理学実験室を開く

 

1870年代にアメリカのウィリアム・ジェームズ(心理学の父)も心理学の研究室を開く

 

という見解が一般的なのです。

 

つまり、学問としてはまだ150年程度の歴史なのです!!

 

心理学的思想は紀元前からありましたし、心理学という言葉が生まれるようになったのは14世紀終盤と言われたりしています。

しかし、学問としては上述したようにまだまだ若いです。

他の学問に比べれば、赤ちゃんがハイハイしたり、立つようになったくらいではないでしょうか。

 

そんな近代心理学は1870年代を起に様々な研究が進められていきます。

 

フロイト精神分析     アドラーの個人心理学

              ユングの分析心理学

              アンナ・フロイトの自我心理学

              クライン&ウィニコットの対象関係論

 

ワトソンの行動主義     パブロフのレスポンデント条件付け

              スキナーのオペラント条件付け

 

人間性心理学        マズロー自己実現理論

              ロジャースのクライエント中心療法

 

という大きな流れで欧米諸国によって研究が進められてきました。

国の歴史や文化、中心となる哲学などの背景が異なるが故に、世界各国で発展してきたのです。

 

そして、徐々にエビデンス(実証)が揃い、基礎となる様々な心理学が確立され、発展・応用されたものが応用心理学となっていきます。

 

臨床心理士公認心理師が基盤としている臨床心理学も、これら応用心理学に分類されます。

ちなみに臨床という言葉は

 

『病床に臨んで診療すること。患者に接して診察・治療を行うこと。』

 

簡単に行ってしまえば

 

『現場』

 

ということになります。

PCに向かって論文や理論を作成する

というより、

専門的知識を用いて目の前の相手に臨む

ということですね。

それぞれ専門家に共通していることとして

 

臨床・教育・研究

 

という3本柱を持ち合わせており、そのうえで3本柱の中で、それぞれの専門性というものがあるわけです。

 

最後にまた話が横にズレてしまいました。

 

今回なんで心理学の歴史なの?

と思われる方もいたかもしれません。

 

『知識の再確認』

 

ということで、私も初心に戻り、少し勉強したくなったからです。

 

役立つもの書くんじゃないんかい!!

 

こんなん知ってるわ!!

 

そんなことよりも子育てについて

 

コミュニケーションについて

 

などなどあるかもしれません。

 

 

鋭意作成中です!!

 

間違ったことを伝えない

 

少しでもわかりやすいもの

 

を意識すると確認に時間を割いてしまうんですよね。

 

早く書いて投稿しても修正すれば良いだけだとは思うんですが(笑)

 

 

練習してると思って寛大な目で見ていただければと思います。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。