子どもの発達

みなさん

どうも7度目の登場

どすこいどさんこです。

 

仕事に時間を取られ、なかなか記事を書けない今日この頃。

学生時代にスケジュールを組むも、一度たりともスケジュール通りに進められたことがない私……

 

大人になって自覚します。

 

私、仕事ができない人間なんだと……

 

ただ、ひとつだけ言わせてほしい!?

 

心理支援はできないとは思わない!!

いちおう

講演すればまた来年って正式依頼もらえるし

カウンセリングして問題解決してるし

復職支援してちゃんと復帰してもらえているし

 

 

この仕事についてわかったのは

 

私たぶん

 

ADHD(注意欠如多動性障害)

 

の傾向があるな~

って見えるようになりましたね(笑)

 

実際、大学院時代に取った心理検査の結果を見直すと

「不注意」の強いADHDっぽいプロフィールが出てきました。

 

仕事するうえで気をつけなければならないのですが、

気をつけていてもやってしまうポカミスが人よりも多い!

特に事務作業で目立ちます。

 

愚痴になってしまいますが、私が役職に就いてからは

まぁ、そのミスが嬉しいとばかりに注意してくる後輩がおり、

会社内の連絡ツールで全体に流したりと

完全に嫌がらせ(((((((・・;)

 

おかげで、自責の念とそいつのせいで休職ですよ。

復職したら業務量が少なくなったからということで減給……

 

会社立ち上げから居たけど、会社も現状利益を出せないからということで減給してきたわけですよ。

民間企業だから事情はわかるけど、これまでどれだけ貢献してきたかっていうのは考慮してくれない。過去よりも今、そして未来の数字を求めているんですよね。

世の中、現実そんなもんだよね。

生活苦しいわ。

 

ということで、色々な思惑を持って転職するわけです。

 

 

 

愚痴も言って(勝手に)少しすっきりしたので

 

『知識の再確認』

 

今回は子育てにおける子どもの成長について整理してみます。

 

 

生まれてから死ぬまで人は成長するものです。

もちろん、成長し続ける部分と老いていく部分とあるわけですが、子どもは基本的に心も体も成長して発達していくわけです。

 

体だけではなく、心も発達していくことを理論的に論じているのが発達心理学になります。

(心理学の分類については前のブログを参照していただければと思います)

 

doskoidosanko.hatenablog.com

 

 

発達心理学は、まさに生まれてから死ぬまでの発達を研究しているので正直幅広いです。

 

心理士であれば避けては通れない道!!

✧ド(*,,ÒㅅÓ,,)ャ✧

 

 

子どもの発達の中で

 

『定型発達』

 

というものがあります。

 

これは標準的な子どもの育ち方です。

 

 

 

うちの子、定型発達から外れてるわ!?

 

うちの子、発達が遅いわ!?

 

うちの子、早いから優秀なのね!?

 

と色々思うところがあると思います。

 

心配と不安にさらされてしまった親御さん

優秀だから安心だわと思った親御さん

 

ちょっと待ってください!?

 

外れたからダメ

遅いからダメ

早いから優秀

 

ではないんです!!

 

定型と言いましたが、あくまで同年齢で比較した場合に一定の発達水準を通過している、身に付けているという意味で「標準」という考え方になります。

つまり、個人差が生まれるものではあるため、外れることも、遅れることも、早まることもあるんです。

 

そんな発達の過程ですが、0~6歳までの大まかな流れを見てみましょう。

以下に発達の目安表を記載します(鹿児島県社会福祉協議会HPより抜粋)

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小学校に挙がるまで(未就学期間)の発達の流れを

  • 運動能力
  • 動作・操作
  • 言語・社会性
  • 生活習慣

の4分野で見てみると、どれもある程度の期間にまたがっていることがわかりますね。

大体この年齢と月齢で身に付けられるというのがわかります。

 

各年齢での健診は、年齢・月齢に応じた発達の通過度を確認したりしているわけです。

もし、子どもの様子で気になる点があれば、健診時に医師や保健師へ確認してみると良いでしょう。

 

これらの定型発達を知っていると、定型発達から外れているか、未習得であるかということがわかりますし、年齢、月齢よりも早く習得しているということもわかります。外れが大きく、未習得のものが多ければ多いほど発達に偏り(発達障害)があるという可能性が見えてきます。また、ちぐはぐなかたちでの発達をしている場合にも発達の偏り(発達障害)がある可能性が見えてきます。

 

蛇足になりますが、

 

臨床心理士になろうとしている若い人や成り立ての人は、この定型発達を押さえていない人が多いように思います。

 

全くわからないというわけではないですが、何となくで覚えているという言い方のほうが正しいでしょうか。

 

発達障害という診断を受けていたり、ちょっと変わってるなという子の面接や療育をすることが多く、この職業「一般」「普通」と言われる世界から遠ざかってしまうということが往々にしてあります。

 

かく言う私も、大学院に入ってから本格的に心理学を学ぶようになったので、定型発達というものを全然知りませんでした。

 

そんな一般とは異なる世界が当たり前になっているので、幼稚園や保育園、小学校、中学校に行くと驚きを禁じ得ません!

 

一般の子たちってこんなにできるの!?

 

と思ってしまうんです。

 

決して発達の偏り(発達障害)がある子をバカにしたり、差別しているわけではありません。

普段から携わっているこの業界が基準、当たり前になっているので、ある意味では新鮮というか、目にしないことが多くて驚くんです。つまり、ギャップというやつです。

 

保育士や保健師、学校の先生方は、逆に多くの一般の子たちを見ているので、逆に発達の偏り(発達障害)の大きな子や知的に低い子を見ると、逆に目立って見えてしまうということはあるんじゃないでしょうか。

 

 

さて、蛇足は置いて本題に戻りますが、

 

子どもの発達の中で0~3歳は変化の大きな時期になります。

  • 運動面:ハイハイ → つかまり立ち → 歩く

歩くようになると、とても大変!

目を離した隙にすぐに居なくなってしまうから、親御さんも気が気じゃなくなる。

 

  • 言語面:喃語(あうー、うー) → 単語(パパ、ママ) → 二語文 → 三語文

言葉が出始めると、双方向のコミュニケーションがしやすくなりますし、どんどん言葉を覚えていくので、どんどん声掛けしてあげると良いですね。

 

  • 動作:握る → 持つ → 書く

人間が生まれながらに持っている道具である手を使って、興味のあるものをどんどん触って確かめていきます。手で物を持てるようになると、持った物を口で確認するようになるので、誤飲しないかが怖いですね。

でも、親御さんが安全確認しておけば、色々なものに興味を示して子どもはどんどん冒険できるので、発達・成長を促せますよ。

 

分けて書きましたが、これらは同時・多発的に発達していくので、親御さんにとっては怒涛の毎日です。

私はまだ子どもがいませんので、毎日がわからないのですが、甥の相手をすると2~3時間が本当に大変です!!

言い方悪くなりますが・・・あいつら怪獣だよ┐(´~`;)┌

 

ただ、定型発達を知っておくことで、次はどんな発達・成長が見られるか予想できるので、見通しが持てて、安心できるかと思います。

 

 

ここで1つ注意があります!

 

定型発達からの外れ ⇒ 発達の偏り(発達障害

 

と書きましたが、可能性が高いというだけで、それよりも第一に確認しなければならないことがあります。

 

身体面での医学的問題です!!

 

つまり、弱視、難聴など感覚器官に問題がないかどうかということです。

例えば『言葉が出ない』というのにも色々な要因があります。

 

耳が聞こえなければ、言葉を扱えない

口がうまく動かせなければ、発音ができない

 

という言葉以前の問題が出るわけです。

 

ですので、定型発達から外れると感じられた場合には、まず医学的な問題がないかを確認するようにしてみてください。

そのうえで、様子を見て、個人差があると考えてもらうと良いと思います。

待っても変わらず、おかしいと感じたら、障害の可能性を疑うという流れになるでしょう。

 

実は心理的問題って、医学的問題をマスキングしてしまう可能性があるんです。

これについては今後どこかで話せればと思いますが、心理的問題と思われる問題というのは、医学的な問題=体の病気から起こることが結構あります。

 

ですので、子どもの発達・成長におかしな点を感じられたら、まずは医師に確認してもらうことをお薦めします。

 

 

 

定型発達というのは

発達障害うんぬんよりも、目の前にいる自身の子が、今後どのような流れで発達・成長するかを知っておくと気が楽ですよ

という知識でしかありません。

 

親御さんが適切な関わりができなければ、定型発達も意味がありませんし、環境によって間違った学習をして発達・成長していくこともざらです。

 

世の中の多くの虐待問題は、間違った学習をして発達・成長した親が、間違った学習を修正することができず、正しい関わり方を知らないまま子育てを行っていると言える割合が多いです。

 

あくまで子どもの発達に関する知識程度に押さえておいてもらえればと思います。

 

 

7歳以降の学齢期の発達

発達障害

褒め方・叱り方

などについては、また後日お伝えしていこうと思います。

 

 

 

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もよろしくお願いします。