心理専門家のお仕事内容!

みなさん

どうも5度目の登場

どすこいどさんこです。

 

 

我ながら頑張っています!

 

ものぐさ太郎で

mixiやっても続かなかった

Facebookやってもほぼ動かしてない

Twitter不定期で思いついたときだけ更新

 

そんな長続きしない飽き性な私ですが、1ヶ月更新空けても喰らいついている!?

 

σ(・∀・ ) エライ?エライ?

 

 

はい、そこ!?

 

中身がないとか言わない!!

 

きっとこれから中身が出来上がってくる!! ・・・・はず!?

 

 

さて、おふざけはここまでにして

 

『知識の再確認』

 

今回は臨床心理士公認心理師(まとめて心理専門家)の仕事内容について整理してみます。

 

専門資格、歴史に触れましたが

肝心要のどんな仕事をしている人なの?

 

ということを伝えることを忘れておりました。

 

私からすると、毎日当たり前に行っていること過ぎて、意識しないとわからないんですよね(笑)

 

何年も同じ仕事していれば、みんなそんな感じですかね(; ̄ー ̄A

 

当たり前というのも一長一短ですな。

 

 

 

それでは

 

ここから見ていただいた方もわかるようにプチ復習!

 

 臨床心理士 ⇒ 民間資格による心理専門家のこと

 

 公認心理師 ⇒ 国家資格による心理専門家のこと

 

平たく言えば、資格認定元が異なります。

 

では、民間資格と国家資格で仕事内容にどんな違いがあるのか?

 

現状、基本的な仕事内容としては同じです!?

 

 

えっ!?なんのための資格なの?

 

と思われる方もいるでしょう。

 

正直、私もそんなにやること変わんないでしょ!!

と思いました。

 

 

そこで、臨床心理士公認心理師の規定されている専門業務についてお伝えしていきましょう。

 

今回長めに書いてしまったので、最後だけ読んでもらえれば、私自身の仕事も、心理専門家としての仕事もわかるかもしれません(笑)

 

臨床心理士】(倫理綱領から)

 ◯臨床心理査定

 ◯臨床心理面接

 ◯臨床心理的地域援助

 ◯上記3つに関する調査・研究

 

公認心理師】(公認心理師法概要から)

 ◯心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析

 ◯心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談

  及び助言、指導その他の援助

 ◯心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談

  及び助言、指導その他の援助

 ◯心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供

 

これだけじゃわかりにくいΣ(´□`;)

と思われた方もいるかもしれません。

 

要するに

4つの内、上から3つはほぼ同じですが、最後の4つ目は若干毛色が異なります。

 

4つ目に関しては

 

 臨床心理士:調査・研究    ⇒  論文    = 研究色

 

 公認心理師:教育・情報提供  ⇒  講演・研修 = 教育色

 

という違いがあると言えるかなと考えられます。

 

 

ここからは順を追って 専門業務=仕事内容 について説明していきましょう。

臨床心理士の倫理綱領に沿ったかたちです。

(日本臨床心理士資格認定協会HPより抜粋)

 

◯臨床心理査定

「診断」(diagnosis)ではなく「査定」(assessment)と表記しています。「診断」は、診断する人の立場から対象の特徴を評価しますが、「査定」は、その査定(診断)される人の立場から、その人の特徴を評価する専門行為に主眼がおかれています。つまり臨床心理査定とは、種々の心理テストや観察面接を通じて、個々人の独自性、個別性の固有な特徴や問題点の所在を明らかにすることを意味します。また同時に、心の問題で悩む人々をどのような方法で援助するのが望ましいか明らかにしようとします。加えて、他の専門家とも検討を行う専門行為といえます。

 

 ※「診断」は医師法により医師の専門業務になるので、医師以外はできません!

 

◯臨床心理面接

臨床心理面接は、臨床心理士とクライエント(相談依頼者)との人間関係が構築される過程で“共感”“納得”“理解”“再生”といった心情が生まれる貴重な心的空間です。そして来談する人の特徴に応じて、さまざまな臨床心理学的技法(精神分析夢分析、遊戯療法、クライエント中心療法、集団心理療法、行動療法、箱庭療法、臨床動作法、家族療法、芸術療法、認知療法ゲシュタルト療法、イメージ療法など)を用いて、クライエントの心の支援に資する臨床心理士のもっとも中心的な専門行為です。

 

◯臨床心理的地域援助

専門的に特定の個人を対象とするだけでなく、地域住民や学校、職場に所属する人々(コミュニティ)の心の健康や地域住民の被害の支援活動を行うことも臨床心理士の専門性を活かした重要な専門行為です。これらのコンサルテーション活動は、個人のプライバシーを十二分に守りながらも、コミュニティ全体を考慮した心の情報整理や環境調整を行う活動ともいえます。また、一般的な生活環境の健全な発展のために、心理的情報を提供したり提言する活動も“地域援助”の業務に含まれます。

 

 

以上が心理専門家としての基本的な仕事内容になります。

 

いまいちイメージが湧かないかもしれないので、具体例として私が行っている仕事を並べてみます。

 

◯査定

 ・心理検査(知能検査、ロールシャッハテストなど)

 ・行動観察(定型発達に則しているか)

 ・身体状況(体の歪みや姿勢、力の入れ方から精神状態の把握)

 ・論理性(常識的かどうか)

 ・関係性(周囲の人や取り巻く環境との関係がどのようなものか)

 

 などをクライエントと会った瞬間から見て、聞いて確認していきます。

 

◯面接

 ・主訴の確認(何を問題としているか)

 ・ニーズの確認(何を求めて相談に来たのか)

 ・ゴールの共有(解決イメージをクライエントと共有する)

 ・生育歴(生まれてからのエピソードの確認)

 ・病歴(大きな病気や事故にあったかの確認)

 ・家族関係(両親や兄弟姉妹、親戚との関係性の確認)

 ・環境(家庭環境や学校・仕事などの様子を確認)

 ・心理療法(クライエントに合った支援方法の提供)

 ・リファー(紹介:病院や弁護士などの専門的支援が必要な場合)

 

 など、クライエントに適した支援方法を探り、問題解決を図っていきます。

 

◯地域援助

 ・出張相談(保健センター、学校、役所・役場などに赴き相談を行う)

 ・講演(保育園、学校、社会福祉協議会児童相談所など、様々なところ

     で子育てからコミュニケーションスキル、大人の発達障害、精神

     障害などについて話をする)

 ・研修(子育て、コミュニケーション、相談技術、復職支援プログラムな

     どの知識とスキルを学べる訓練を提供する)

 ・コンサルテーション(教師、福祉士、介護士、弁護士などの他職種に

            対して、心理学的知見から助言・指導をする)

 

と言った内容のことを行っていきます。

 

地域援助に関しては、依頼先の要望に合わせて心理学的知見を聴講者が分かりやすい言葉にしてお伝えするようにしています。

この辺はテクニックです(。・ω´・。)ドヤッ

 

 

なるべくわかりやすくと思って仕事内容を並べるだけにしましたが、かなり膨大な情報量になってしまいましたね(; ̄ー ̄A

 

専門用語を使ってはいますが、具体的な内容も示して、どのようなものかイメージしやすいように努力してみました。

 

 

・・・・・・!?

 

 

講演・研修で行ったことを売り出していけば!?

 

一般の方向け、専門家向けというかたちで今後作っていこう!!

 

私の更新ペースを考えると、まだ時間がかかりそうですが、興味をお持ちいただけた方はブログを気にかけてもらえると嬉しいです。

 

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で更新通知していきます。

最近、全然動かしてなかったけど(;゜∀゜)

 

脱線してしまいました( ̄∇ ̄*)ゞ

 

 

今度は棚上げしていた「差異」についてです。

 

民間資格と国家資格という点で、やはり差異は生じます。

 ・世間的なイメージが違う

 ・倫理綱領か、法律か

 ・働ける分野の広さ       etc

 

挙げたらキリがないくらいたくさん出てきますが、

 

明確な違いは『法』ですね!

 

これまでは倫理綱領に依拠した専門性や職業倫理に則って業務に携わることが大きかったですが、国家資格化されたことにより、公認心理師法に則って動くことになるわけです。

もちろん、専門性や倫理観も同様に大事です。

 

これまでの臨床心理士の枠組みを、さらに法的な枠組みで明確に有資格者および国民に広く知らしめるかたちになります。

 

公認心理師法に違反することは、『行政処分』が下るというかたちになります。

というか、法律違反は全部そうですね(笑) 

 

公認心理師については、まだ数年間移行期間にあたりますので、明確かつ具体的な動きというのはもう少し時間がかかるかもしれません。

 

現時点で予測される大きな変化として、医療分野での働き方が大きく変わっていく可能性が高いです。

 

なぜなら、これまで臨床心理士は医療分野で保険点数が取れるのは

 ◯限定された心理検査

  (知能検査、ロールシャッハテスト、MMPIなどの

   専門性の高いもの)

 ◯医師との共同による集団精神療法

 

の2パターンでした。

 

今後は国家資格化により、

 ・看護師

 ・保健師

 ・理学療法士(PT)

 ・作業療法士(OT)

 ・言語聴覚士(ST)

の方々と同等に扱われるようになる可能性が出てきたわけです。

 

つまり、心理師による援助(心理療法心理検査など)が保険適用となる可能性が出てきたということになります。

 

現在、各方面で検討されている状態です。

 

 

まだ世に出て2年目の国家資格になりますので、これから整備され、役割が明確化されて、確立されていくんだと思います。

 

 

さて、自分で言うのもなんですが、

 

ごちゃごちゃ話したものの

 

まとめると

 

『心理専門家の仕事』

 ・査定(アセスメント)をする

 ・面接(カウンセリング)での問題解決

 ・講演をする(一般の方々、他職種、同職種)

 ・研修による知識とスキルの伝達(一般の方々、他職種、同職種)

 ・研究をして論文を書く

 

と、まとめることができます!!

 

 

気合入れてこれだげ書いたのに、最後にまとめてみるとこんなもんなんか(ー_ー;)

と思ってしまう今日この頃(笑)

 

 

 

おまけ 

最後に、良い心理専門家の選び方

 ◯具体性のある助言ができる

 ◯行動指針を示せる

 ◯専門用語を並べず、わかる言葉で説明してくれる

 

現時点では、以上3つのことができている心理専門家は力のある方だと思います。

また改めて発見があれば、お伝えしていきます。

 

 

 

ぜひ

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もよろしくお願いします。